屋根は家を守るかなめ
こんなお悩みありませんか?
瓦補修・修理の種類
リフォーム方法は大きく分けて3つ「塗装」「葺き替え」「カバー工法」です。
工期やコストの違いがあるなどそれぞれにメリットやデメリット、特徴があります。
01塗装
屋根の傷んでいる部分を補修し、整えてから塗料を塗って表面を保護する方法
メリット
- 防水性が増し雨漏り・劣化を防ぐ
- リフォーム費用が安価
- 工事期間も短い
デメリット
- 他のメンテナンス方法より耐久年数が短く、定期的に塗り替えが必要
- 劣化の少ないスレートに適しています
※築年数が長い、劣化が激しい、こんな屋根には不向きです。
02葺き替え
既存の屋根を解体・撤去し、新しい屋根材に張り替える方法
カバー工法と大きく違う点です。
メリット
- 家の寿命が延びる
- 下地材・防水シート・瓦全てを新しくするので屋根の機能も新しくなります
- 遮熱性・防水性・耐久性全ての機能向上
- 家の外観を新しくできる
素材・色を新しくすることで家の印象も一新。屋根により家の印象は大きく変わります。
デメリット
- 費用が高くつく
- 全てを新しくするため、撤去・処分・材料費等がかかる
- 工期が長い
- 騒音・飛散物など生活に影響
- アスベストを含有している
- アスベストを含有するカラーベスト(スレート・コロニアル)は高額
03カバー工法
既存の屋根をほぼ残して、その上に新しい防水シート・屋根材を重ねて張る方法(「重ね葺き」とも言います)
カラーベスト(スレート・コロニアル)のリフォーム方法の一つです。
防水シートとガルバリウム鋼板とよばれる軽い金属屋根材を使い、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて張る工事方法です。
なんといっても廃材が出ないのが利点。
特に、アスベストが含まれたカラーベストは廃棄処分費が高額になるため費用を抑えることができます。
メリット
- 解体工事がほぼ不要
- 既存の屋根の上に重ねて覆うのでリフォーム費用が安価・工期も短い
- 環境にやさしい
- 解体がほぼないので廃材が少ない
- 騒音・ほこりのトラブルが少ない
- アスベストに対応できる
- 断熱・遮音性が向上
デメリット
- 屋根瓦には不向き
- 屋根の劣化状況によっては施工できない
- 太陽光発電などの設置が難しくなる
注意点:カバー工法をする際は樋位置の調整委が必要になります。
ガルバリウム鋼板とは
アルミニウム、亜鉛、シリコンを組み合わせて出来た合金でメッキした鉄をガルバリウム鋼板といいます。
ポイント
・耐久性に優れている。
・錆びにくく、色あせに強い特徴があり、注文住宅の外壁や屋根に採用されることが多い。
・カバー工法に適している。
・軽くて建物への負担が少なく安心です。
・断熱性にも優れているので室内の温度上昇を防止する効果があります。